演舞場発 東寄席 第三十六回

演舞場発 東寄席 第三十六回 2018年2月28日(水)

 第三十六回『落語と日本酒と伝統野菜を楽しむ会in新橋演舞場』にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
『第三十六回 落語と日本酒と伝統野菜を楽しむ会in新橋演舞場』桃月庵白酒

梅のつぼみもほころび始め、少しずつ春の気配を感じられるようになって参りました。
今回は、売れっ子噺家の桃月庵白酒師匠に講座をお勤め頂きました。
完売御礼の超満員、回を追うごとに増していく参加者数からも、その人気が実感できます。

『第三十六回 落語と日本酒と伝統野菜を楽しむ会in新橋演舞場』桃月庵白酒  白酒師匠の高座をお楽しみ頂きながら、新橋料亭街伝統の味を受け継ぐ演舞場の調理場でご用意させて頂きましたお料理と、広島の相沢酒造さんの「雨後の月」をお召し上がり頂きました。それでは振り返りご紹介いたします。

味覚を楽しむ

本日の演舞場のお料理

新橋の名店、料亭金田中の流れを汲む新橋演舞場調理場、斎藤正達調理長による特別献立をご用意いたしました。

 酒の肴膳として、先付けには烏賊の塩辛、八寸には河豚の煮こごり、玉子焼、ぜんまい煮、筍木の芽和えは春の彩りを添えます。浅利酢味噌和え、ひじきコロッケ、本日の伝統野菜として黒田五寸人参はしりしりで。

 向付は、鯛、甘海老。煮物にはしんめりと丁寧に炊いた筑前煮をご用意。具は里芋、蒟蒻、筍、牛蒡、蓮根、鳥もも肉、人参。

主菜には酒の塩焼き、豚西京焼、花蓮根を添えました。

御食事には筍の炊き込みごはんと、春の香りを感じさせる鯛の潮汁を。
水菓子はフルーツミックスでさっぱりと締めくくります。

落語を楽しむ

開口一番『時そば』橘家 門朗

 開口一番は白酒師匠のお弟子さん、桃月庵 ひしもちさんを予定しておりましたが、急病のため、ピンチヒッターとして橘家門朗にご出演いただきました。橘家文蔵さんのお弟子さんです。
「ひしもちさんからの電話越しに、女の声がした。ありゃ今日は合コンだ」と、残念ながら登壇を果たせなかったひしもちさんをネタにひと笑い。

 演目は「時そば」。そばをすする場面では、会場から拍手がおこります。
達者な仕草と話口調で、これからが楽しみな噺家さんです。

一席目『短命』桃月庵白酒

桃月庵白酒

 いよいよお待ちかね、白酒師匠の登場です。
冬季オリンピックを絡めた小気味好い辛口トークで客席を掴むところは流石です。
演目は「短命」。美人で有名な質屋の一人娘。
彼女の夫となった婿養子たちが次々に死んでしまう。
その理由を噂するご隠居と男の掛け合いでお話は進みます。

桃月庵白酒

 「おかみさんが美人。というのが、短命の元だよ」というご隠居と、それを理解できない男。
察しの悪い男に、ご隠居は困りながらも少しずつヒントを出していき...。

艶笑落語の一つですが、直接的な描写は無く、お酒を頂きながら落語に耳をかたむける大人の会にぴったりな演目です。

〜仲入り〜

二席目『転宅』桃月庵白酒

桃月庵白酒

 休憩を挟み、二席目が始まります。
登場するやいなや「え、この会、飲み放題じゃないの?」と場を和ませます。
お正月によく演じられるという縁起の良いとされる演目を教えて頂きます。
有名どころで「時そば」や「寿限無」、お化けの話も「化ける」という意味で演じられます。
本日、白酒師匠が選んだ演目は泥棒のお話。「お客様の心を取り込む」という意味なのだそう。

桃月庵白酒

 
 手切れ金を受け取ったばかりのお妾・お梅さんの家に忍び込んだ泥棒の滑稽話。
元義太夫のお梅さんに一芝居打たれ、コテンパンにやられてしまった泥棒。
痛快な展開に会場は大盛り上がりです。

江戸伝統野菜を楽しむ

 本日のお野菜は、「黒田五寸人参」。
江戸の野菜でなくですみません、その代わりとびっきりの人参を持ってきました!
とOme Farmの島田さん。

黒田五寸人参/Ome Farm島田さん

 黒田五寸人参は長崎県で生まれ、日本で最も作られている人参の代表種です。
昭和10年頃、長崎五寸と寒地型の丸山五寸を掛けわせて作られました。
甘くて柔らかい人参を、本日は沖縄料理の「しりしり」でお召し上がり頂きました。

はちみつ

 この時期は苗準備期間中につき、野菜セットの会場販売はおやすみ。
農薬や化学肥料は一切使用せず、またハウスを持たずに自然と向き合い野菜を育てているOme Farmならではですね。
 今回は、はちみつの販売のみとなりました。
取れる時期や花の種類によって、驚くほど風味の異なるはちみつのファンも多いのです。
会場にお越しの際は、ぜひお試しください。
 

お酒を楽しむ

相原酒造 山田錦

 本日のお酒をご用意頂いたのは、広島県の相原酒造さん。東寄席ではおなじみ望月酒店さんの一押し酒造です。明治8年創業の歴史ある酒蔵で、製法、素材にこだわっており、最高峰の酒米である兵庫県特A地区秋津の「山田錦」、東条地区の「愛山」、岡山県赤磐地区の「雄町」、を仁方の名水で丁寧に醸しています。

  • 望月酒造さん
  • 相原酒造さん

 代表銘柄「雨後の月」には、小説家・徳冨蘆花の随筆「自然と人生」の一文を基に「雨上がりの空に、冴え冴えと光り輝く月が周りを照らす」ような、澄み切った美しい酒を醸したいという思いが込められています。

会場では本日お召し上がりいただいたお酒の販売も。
列ができるほどの大人気、完売となりました。

本日の日本酒「福禄寿酒蔵」さんのお酒

(写真左から)

雨後の月 新月 NEW MOON 特別本醸造

優雅な香りと優雅な旨味が特徴の、とても柔らかで上品な口当たりのお酒です。

うごのつき 純米吟醸 雄町無濾過生原酒

酒米に、ふくよかで円みある旨みの「雄町」を使用した生原酒。
柔らかな旨味の後、ほのかな酸味を感じる仕上がりです。

雨後の月 十三夜 特別純米

ほのかな酸味と切れ味の良さでするすると飲み進んでしまいます。
白ワインような爽やかさがあり、どんなお料理にも合うお酒です。

雨後の月 微紅 赤色微発泡純米

赤色酵母を使用した、ロゼ・シャンパンを思わせるピンク色の発泡酒。
微発泡は、瓶内二次発酵という本格的な製法によるものです。

お楽しみ抽選会

終演

 楽しい時間はあっという間、宴も酣となってまいりました。最後は東寄席恒例の「お楽しみ抽選会」です。OmeFarmさんからはお届けセット、そして本日お酒を提供して頂いた相原酒造さんからは、手ぬぐいや前掛けのグッズ等をプレゼントして頂きました。

演舞場からは歌舞伎座観劇チケットと、「演舞場発イベント」として同会場で開催された、「なでしこの踊り」に出演された新橋芸者衆の千社札を、白酒師匠からは可愛いイラスト入りのサイン色紙を頂きました。

お楽しみ抽選会
  • お楽しみ抽選会
  • お楽しみ抽選会

 今回も満員御礼となりました、大盛況のうちに幕を閉じた『東寄席』。 次回は2018年3月14日(水)、春風亭一朝師匠の登場です!どうぞお楽しみに!

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